平成24年度第32回全国高等学校空手道選抜大会が3月25日(月)から27日(水)まで和歌山ビックホエールにて開催されます。いよいよ大会まであと少しです。
1・2年生部員達も県大会、東海地区大会の全国選抜大会予選をチームワークで乗り越え、目標の舞台に挑みます。
2013年3月1日(金)スポーツニッポン朝刊に全国高校選抜大会に向けて御殿場西高校空手道部の特集記事が掲載されていました。
<記事抜粋>
数多くの全国タイトルを手にしてきた高校空手界の名門・御殿場西が新たな大志を抱き、決戦の地へ向かう。選抜大会出場権が懸かった11月の東海大会では男女団体、個人の組手、形の8部門を完全制覇。注目が集まる団体組手は、男子が13年ぶり、女子が3年ぶりの頂点を狙うとともに、初のアベック日本一を目指す。
<前哨戦で2位>
普段の努力が実を結ぶ時がきた。11月の東海大会で男女計8部門を完全制覇。これまで何人もの全国チャンピオンを輩出してしてきた名門にとっても初の快挙だった。細矢真人監督は。「個もしっかりしているし、総合力がある。何より自分たちが成長しなければ勝てないということを理解している」と評価。心技体の”心”の成長が躍進を支えている。
チーム内の競争を激しくさせるため、選抜出場メンバーは、大会直前まで選手には伝えられない。そうした中、男子団体組手は、遠藤功大(2年)、同女子は宮澤瑠伊(2年)という2人の主将が中心となっている。「東海は結果としては良かったが、内容には課題が残った。まだまだ未熟」と遠藤。宮澤も「反省点ばかり。練習から本番のつもりで高めていきたい」と妥協することなく、常に高い目標を掲げている。
選抜の前哨戦とされる1月の桃太郎杯(岡山)は男女とも2位。新チームにとって初めての大規模な大会だったが、メンバーが入れ替わる中、3位だった昨年の全国高校総体からのジャンプアップ。指揮官も「3位→2位ときたから次(選抜)こそは」と大きな手応えを得る結果となった。
部員23人のうち、男子3人を除く20人が、親元を離れ、寮生活をしながら夢を追い求めている。「生活から一つになるように心がけている。全員の総力を結集させて、男女で日本一になりたい」と宮澤。多くの保護者も観戦に駆けつける選抜の舞台で、日頃伝えられない感謝の気持ちと、成長した姿も同時に伝える。
<形も負けない>
組手に負けじと、団体形もアベック優勝を狙っている。高校入学後から本格的に形を始めたという男子団体形の平野(2年)は、「周りと呼吸が合う瞬間が団体形の魅力。県優勝、東海優勝を自信にして、体作りからやってきた。優勝を狙えると思う」と自信を隠さない。女子団体形の山浦(2年)も、「男子に負けない迫力のある演技をして、日本一になりたい」と共闘を誓った。
<出場種目・選手>
男子団体組手
男子団体形
男子個人組手
五明宏人(2年)遠藤功大(2年)天池脩真(2年)浅井彦汰(1年)
男子個人形
田原武豊(2年)掃詰開士(1年)梅山晟也(1年)
女子団体組手
女子団体形
女子個人組手
山浦ありさ(2年)今井りか(1年)
女子個人形
東海林ゆりあ(1年)