<団体戦前にて>
5月20日(日)静岡県高校総体最終日、男女団体組手競技が行われた。団体戦ということもあり、各校の意地がぶつかりあう熱い戦いが繰り広げられました。
そんな中、本校空手道部員達は激戦を制し、見事団体戦にて、男女優勝を果たしました。
今大会選手達は「勝負から逃げない事」「決して諦めないこと」など練習時から意識をして取り組んできました。
<女子団体組手>
まずは、女子団体組手。1回戦シード。2回戦富士見高校に5対0で勝利。準決勝、浜松開誠館戦も3-0。
決勝戦は、常葉菊川高校と対戦。
先鋒戦は抜井菜美が個人組手を制した勢いで勝利で流れを呼び込むと、続く次鋒戦、今井りかが1年生ながら気迫のある試合で接戦をモノにして勝利。
続く中堅戦では山浦ありさがプレッシャ-をかけての中段突きが冴え勝利。勝負を決めた。しかし勝負は続く。
副将戦、女子主将の福井晴香が個人組手で敗北した相手に上段蹴りをきめるなど気を吐き、団体戦でリベンジ。
大将戦では、石田眞美もリーチのある手技を武器に相手選手に粘って引き分けに持ち込み、対戦スコア4-0で勝利。2年ぶり19回目の優勝を果たした。
<男子団体組手>
男子団体組手は1回戦シード、2回戦富士見高校、続く準決勝、浜松開誠館に対し、5-0で勝利。決勝戦の相手は、女子と同じ常葉菊川高校が勝ち上がってきた。
先鋒戦、東アジア大会出場の五明宏人が安定した力で勝利し、チームに勢いをもたらした。
続く次鋒戦、竹澤崚は、身体能力抜群の積極性のある闘いをしたが、終了間際に中段を抜かれ0-1で悔敗。
中堅戦、前日の個人戦でも優勝した主将の田坂叡史が体格を活かした組手で相手を圧倒し勝利。チームに流れを引き戻した。
続く副将戦。小野田守徒が序盤、リードを奪われるも、粘りに粘って逆転に成功。副将戦で勝負を決めた。
大将戦は齊藤友貴が隙のない勝負を展開し、引き分け。対戦スコア3-1で優勝。男子はこの優勝で7連連続20回目の県制覇を果たした。
静岡県高校総体を終えて選手達の成長が伺えました。選手以外の部員も懸命に自分の役割りを果たしてくれました。
指導者、生徒が一体となり、チーム御西で戦えたことが何より感動しました。みなさんあたたかい応援ありがとうございました。
また、今後も御殿場西高校空手道部は指導者、部員一同、目標は高く、常に進化し、成長していきたいと思います。